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2024.07.17

AlphaDrive、新規事業に特化した知的財産支援サービスの提供を開始

企業のイノベーション活動を支える新たな知的財産ソリューションを展開

株式会社アルファドライブ(代表取締役社長 兼 CEO:麻生要一、以下AlphaDrive)は、企業の新規事業を支援し、イノベーション活動を促進するために、新規事業推進に必要な知的財産支援サービスの提供を開始しました。

新規事業担当者を対象に、専門性の高いメンバーが本当に役立つ知的財産戦略の実行を支援し、R&D起点型新規事業の競争優位を築くための戦略的なサポートを目的としています。

AlphaDriveでは日々、お客様から新規事業のお悩みを伺ってきた中で、知的財産に関する悩みが数多く寄せられてきました。新規事業だけでなく既存事業においても、未活用の知的財産の活用についての悩みもありました。AlphaDriveとして技術起点の新規事業を推進する中で、知的財産のサポートは必要不可欠と考え、本サービスをリリースすることにいたしました。

◾️対象となる企業

  • 技術起点の新規事業を推進していきたい企業
  • 優れた技術を保有しているが、思うような成果を生み出せていない企業
  • 新規事業を推進しているものの、本業とは異なる領域のため自社のアセット活用が難しい企業

◾️具体的なご支援内容

  • 知的財産戦略策定支援
    • 企業全体や組織のビジネス目標に合わせた知的財産戦略の立案および実行支援
  • 知的財産調査・分析(IPランドスケープ®*の提供)
    • 技術分野における特許調査と分析を通じて、競合他社の特許動向や技術トレンドを把握
  • 技術ライセンス契約・権利活用
    • 提携先とのライセンス契約支援と未利用特許活用 
  • 知的財産ポートフォリオ管理
    • 知的財産ポートフォリオの戦略的な管理と最適化、特許棚卸とコスト管理
  • オープンイノベーション支援
    • 大学や研究機関との共同研究に関する契約支援及び外部技術の導入や共同開発に関する知財戦略立案
  • 知的財産人材育成
    • 研究開発部門向けの知的財産教育プログラムの提供、知的財産マインドの醸成と活用スキルの向上
  • 知的財産評価
    • 知的財産ステージゲートの設計

*IPランドスケープ®は正林国際特許商標事務所所長正林真之弁理士の登録商標で、弊社は許諾を得て使用しております。

◾️ご支援体制

AlphaDriveはこれまで、顧客課題起点の新規事業開発支援を行ってまいりましたが、お客様からR&D起点の新規事業に関する支援依頼を受ける機会が増えてきました。そこで2023年7月にR&D起点の新規事業開発支援を行う「R&D Incubation Center」を設立しました。

R&D起点の新規事業開発には知的財産に関する事項が必須になります。そのため、お客様が新規事業に挑戦する際の知的財産に関する問題を解決するため、R&D Incubation Centerの支援メニューのひとつとして、専門性の高いメンバーによる本支援サービスの提供を開始いたしました。
弊社は、『スタートアップの知財戦略』などの著書があり、知財戦略に詳しい法律事務所amanekuの代表弁護士・弁理士の山本飛翔様と提携しています。上記の支援サービスに加え、より専門的な領域において、戦略⾯から知的財産の現場まで、最適な知的財産・法務⽀援をご提供いたします。

◾️AlphaDriveの新規事業に特化した知的財産支援サービス 推進担当者のコメント

中村光太 (R&D Incubation Cente アソシエイト)

北海道大学薬学部卒業、同大大学院生命科学院修了後、2017年にソニー株式会社 (現ソニーグループ株式会社)の知的財産部門に入社。ライフサイエンス・医薬、デジタルヘルス、医療機器、ロボティクス分野の知財担当として、自社研究開発からの事業化、自社技術のライセンス含む協業、大学機関との連携やスタートアップ支援など、戦略立案から実行面において様々な事業形態の知財支援実務やプロジェクトリードを経験。 2022年より社内スタートアップに事業企画としてJoinし、Web3.0を活用した地方創生プロジェクトの立ち上げに貢献。2023年よりAlphaDriveに参画。

新規事業開発において、限られた時間の中で事業検証を進める際、知財戦略は後回しにされがちです。しかし、知財の世界では「先願主義」という考え方があり、早い者勝ちという側面もあります。また、特許は1件出願すれば十分というものではなく、多様な目的に応じて多面的にポートフォリオを構築することが推奨されます。さらに、特に新規領域では、他社が保有する特許の侵害リスクを早期に適切に評価することが求められます。

したがって、企業の競争力を確保するためには、事業化フェーズにおいて早期に特許ポートフォリオを構築し、他社リスクを低減することが重要です。そのためには、前段のソリューションの検証フェーズで知財戦略を策定し、実行することが求められます。

AlphaDriveでは、これまでの多くの新規事業に携わった実践知を基に、新規事業開発のプロフェッショナル視点から、真に必要な知的財産ソリューションを提供し、皆様の新規事業創出を支援いたします。

三原雄一(R&D Incubation Center

大阪工業大学大学院知的財産研究科を修了後、富士通株式会社に入社。富士通では、主に知的財産業務と新規事業関連業務に従事。知的財産関連業務では、未利用技術を起点とした地域企業の新規事業創出に従事。技術を活用するため、自治体・金融機関・大学を巻き込み「産学官金連携」の協創モデル構築や特許のマネタイズ業務を経験した。新規事業業務では、資本業務提携、合弁会社設立等の大規模な協業関連業務及びスタートアップとの先端技術分野(メタバース・Web3、等)の協業関連業務に従事。

技術活用を通じて日本の競争力向上のために貢献するというパーパスのもと2024年にアルファドライブに参画。その他、社外活動として経済産業省主催の起業家育成プロジェクト「始動〜Next Innovator〜2018」にてシリコンバレー選抜選出。

私は自身のパーパスとして、「技術活用を通じて日本の競争力向上に貢献する」ことを掲げております。これまでは大手企業において、未活用技術を起点とした新規事業開発、特許紛争対応、スタートアップとの先端技術分野の協業等、創出された技術を有効活用することに重きをおき、経験を積み上げてまいりました。

既存の事業と異なり、新規事業の分野では自社の知的財産部のアセットを活用することが難しい企業様がいらっしゃいます。そのような企業様の方々をサポートするために新規事業に特化した知的財産支援サービスをこの度開始することにいたしました。

事業において知的財産は重要な要素のひとつとなります。新たに創出される技術、既に創出された技術、どちらも有効活用できる可能性を秘めております。

知的財産支援サービスの各項目では、多くの事業開発に携わってきた実践知を活かし、クライアント企業のみなさまの新規事業創出及び技術の有効活用を通じて、貴社の競争力向上を全力でご支援いたします。

◾️セミナー開催

本サービスの始動に当たり、「新規事業で盲点になりがちな、知財戦略 〜”実体験”だから身に沁みる R&D部門の新規事業開発セミナー〜」というテーマで7月18日にセミナーを開催します。

AlphaDriveのR&D Incubation Center主催にてお送りする研究開発部門のための事業開発セミナーで、実務経験をもとに、新規事業開発における知財戦略の要点をまとめてお話しします。

開催日時 2024年7月18日(木)12:00-13:00
参加方法 オンライン(Zoom Webiner)、参加無料
お申込みいただいた方にオンライン配信視聴用のURLをお送りいたします。
お申し込みはこちらから https://alphadrive.co.jp/event/ad20240718/

◼️本件に関するお問い合わせ先
株式会社アルファドライブ
https://alphadrive.co.jp/contact/

◼️株式会社アルファドライブ 会社概要
社名:株式会社アルファドライブ / AlphaDrive Co,Ltd.
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 麻生要一
所在地:〒100-0014 東京都千代田区永田町2-17-3来栖ビル1F
ホームページ:https://alphadrive.co.jp/